損をしない行動原則

このサイトでは、仕事や私生活で損をしてしまわないように、行動原則について書いています。

季節

冬至にゆず湯に入るのはなぜ?この日に外せない食べ物と太陽との関係とは?

投稿日:


12月になると街中がクリスマスムード一色ですが、
そんな中でも冬至が近づくと、かぼちゃやゆずを買って家路につく姿が多く見られます。

これは昔から続くある風習が受け継がれているからですが、
あなたはこの冬至のイベントをご存知ですか?

今回は、冬至に欠かせない食べ物や、
なぜ、冬至にゆず湯に入るのかをご紹介していきます。
  



冬至にゆず湯に入るのはなぜ?

冬至にゆず湯に入るのは、江戸時代に始まった風習だと言われています。

ゆずの強い香りと薬効で邪気を払う目的があったそうですが、
「ゆず」を「元気で体の融通(ゆうずう)がききますように」、
冬至を「湯治(とうじ)」にかけた語呂合わせだとする説もあります。

ゆず湯には、冷え性や腰痛の改善、美肌効果など女性に嬉しい効果がいっぱい。
また香りによるリラックス効果を得ることもできます。

そして血のめぐりをよくして体を温める力があります。
だから、冬至にゆず湯に入ると、風邪を引かず、

一年を元気に過ごせると言われています。
冬を元気に過ごすための昔ながらの知恵ですね。

冬至にぜったい外せない食べ物をご紹介!物

冬至にカボチャや小豆がゆを食べると、風邪を引かないと言われています。
地域によってはお金持ちになれるというところも。




小豆は生豆から煮ると時間がかかるので、
缶詰のゆであずきを使ってささっと作ると良いとされます。

また、「ん」のつく食べ物には、ニンジン、レンコン、コンニャク、ミカンなどがありますね。また、カボチャは「なんきん」とも言います。なんと、「ん」が2つも付いています!

これらの食べ物には、ビタミンや食物繊維など、たっぷりの栄養が含まれています。

「ん」のつく食べ物を食べるのは、野菜が不足しがちな冬に、
しっかりと栄養をとって元気に過ごそうという、昔の人の知恵なのです。

冬至は太陽が出ている昼が一番短い日


冬がくると、外が暗くなる時間が早くなりますね。
カレンダーを見ると、12月22日あたりに「冬至」と書いてありませんか?
冬至は、一年のうちで最も昼の時間が短く、夜の時間が長い日です。

昔の人は、冬至が近づくにつれて昼の時間が短くなるのは、
太陽の力が弱くなるからで、それとともに人間の魂の力も衰えると考えていました。

そのため冬至には、体を温め、栄養のある食べ物を食べて、
健康に過ごせるように願う風習があります。

冬至を過ぎると、昼の時間がだんだん長くなっていきます。
ここから、冬至は世界の色々なところで、「太陽がよみがえる日」とされてきました。

大昔の日本や中国では、冬至を新しい1年の始まりとしていたのです。

まとめ

冬至を境に再び日が長くなっていきますが、
それを「悪いことが去り良い方向に転じる」と見て、
冬至を「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ぶそうです。
そう思うと、未来が希望で満ち溢れているようで、寒い中でも力がみなぎって来ますね。



-季節
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

栗のトゲはなぜあるのか?イガの正体とは?栄養価が高いって本当?

まだ暑さがしぶとく残っているものの、朝晩の空気は秋モードに感じる9月。 この時期になると、ああ、夏も終わりだな・・・とちょっとしんみりしていまいます。 しかし、秋といえば食欲の秋! とくに、ほっこりし …

しもやけがかゆいのはなぜ?防ぐ方法は?こどもはなりやすいって本当?

あなたは、しもやけになったことはありますか?痒いし、痛いし最悪です。 しもやけのメカニズムって知ってますか?理解し対策すると意外と簡単に予防できるんです。 スキーやスノボ、雪遊びの時にしもやけに悩まさ …

秋が旬のさんまの秘密!秋刀魚は江戸時代から食べられていた魚?

秋のさんまは、塩焼きなどで食べると、とても美味しいですね。 さんまは秋が旬ですが、どうしてこんなに脂が乗っておいしいのでしょう? 秋が一番美味しいさんまの秘密と、秋が旬の他の魚たちをご紹介していきます …

野菜と果物の違いってなに?8月のある果物の逸話と野菜をご紹介!

8月。ジリジリと輝つける日差しにセミの合唱! 夏真っ盛りですね。大人はついつい日陰を探しながら歩いてしまいますが、 子供は太陽の下で大はしゃぎですね。 私も子供の頃は1年で一番8月が好きでした。 とこ …

虹は太陽の反対側に出来る!光を利用した虹の作り方をご紹介

虹は雨上がりなどに現れる光の帯です。 日本では、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫が虹の色とされています。 夏は夕立が多いので、雨上がりなどに、大きな虹を見ることが出来ますが、 噴水、水まきなどでも、小さな虹 …