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防災

地震で食料は何日分必要?非常食のおすすめとローリングストック法のご紹介!

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南海トラフ大地震レベルの大地震後は、被災自治体の行政機能の麻痺や、通信断絶のため、
必要な食料や輸送先の把握が困難で、被災者に十分な食料が届かないことが考えられます。
また、食料が大幅に不足することが考えられます。

では、私達はどのように備えればいいのでしょうか?
今回は被災に備えての「食」について、詳しく考えていきます。
  



地震被災時に食料は何日分必要?

1週間分の食料の備蓄を政府が推奨しています。
災害時は冷蔵庫や買い置きの物もあわせて、
食べる順番を工夫し、1週間を乗り切りましょう。

1日〜3日目までは冷蔵室・冷凍室にあるものを食べます。
普段から冷蔵室・冷凍室に食材を多めに買い置きしておきましょう。
停電時はクーラーボックスに保冷剤と食べ物を入れて保存します。

その後は備蓄しておいた常温の保存食を食べるなど、順番も工夫しましょう。

地震に備えて非常食のおすすめをご紹介!

おすすめの「非常食」と、水がない時に役立つ「キッチングッズ」をご紹介します。

【非常食】
・レトルト
主食に向く食品が多く、種類も味も多種多様。
好みの味、食べられる食品を用意しておけば安心。

・乾物
切干し大根やのりなどの乾物は、ミネラルや食物繊維が豊富。
栄養の隔たり防止のためにもぜひ用意したい。




・フリーズドライ
味噌汁や麺類など種類が豊富。できるだけ野菜が多いものを選んで。
普段から飲んでいるなら粉末の青汁なども便利。

・冷凍食品
自然解凍で食べられるおかずが便利。普段から作り置きを冷凍保存しておくとよい。

・乾麺
できれば、ゆで時間が短くて済むものを。
やわらかくゆでれば、小さな子供でも食べられます。

【キッチングッズ】
・キッチンばさみ・ピーラー
まな板を使わずに調理できて衛生的。
使用した後は、ウェットティッシュなどで吹いてキレイに。

・ポリ袋
手袋代わりにかぶせれば、衛生面も安心です。
食材を入れて調理すれば衛生的かつ、お皿を洗う水を節約できます。

・ラップ
食器や紙食器に敷いて使えば、お皿を洗う水の節約に。
食材に直接手を触れずに、おにぎりなどが作れます。

※そのほかに、あわせて用意しておきたいものとして、
カセットコンロとカセットボンベがあります。
温かい食事は体に元気を与えてくれます。

ローリングストック法でおいしい防災食を!


備蓄は特別なものと考えず、日常生活に組み込みます。
レトルト食品や水、日用品など、普段使っているものを常に多めに家に置いておき、
使った分だけ買い足す「ローリングストック法」がおすすめです。
この方法なら、好みの味の食品を日常的に備蓄できます。

賞味期限はあまり長くないので注意!
使った分だけ必ず補充することを忘れずに!

1.備蓄する食料・水を少し多めに用意する。

2.定期的に古いものから順に食べる。

3.食べた分を買い足す。

4.これらを繰り返し、常に新しい「非常食」を備蓄。

まとめ

非常食を1週間分、それも家族分用意する。それって非常に大変です。
だから、「普段の食」と「非常食」のボーダーラインを消してみましょう。

普段から食べながら備蓄する。
保存性だけでなく、栄養や美味しさ、楽しさも大切にする必要がありますす。

被災時、支給される食料だけでは、空腹は満たされても、疲れ切った心身はまでは癒やしきれません。自分の好きな味の食べ物は安心と笑顔のもとになります。

体に栄養を。心に活力を!災害時だからこそ、幸せな食を備蓄しましょう!



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