2月14日はバレンタインデーですが、
なぜチョコを渡すのか考えたことはありませんか?
もっと言うと、なぜ2月14日なのか?女性から渡す理由など、
だれしもが1度は考えたことがあるのではないでしょうか?
今回は、バレンタインデーについての疑問、「チョコ」「女性から」「2月14日」の3つのキーワードについて詳しくご説明していきます。
バレンタインデーはなぜチョコを渡すのか?
2月14日はバレンタインデー。
日本では、女性が、好きな男の人に、
チョコレートをプレゼントして気持ちを伝える日となっていますよね。
なんと、日本のチョコレートの20パーセントはこの時期に消費されるそうです。
でも、昔の日本には、このようなチョコを渡す習慣はありませんでした。
ヨーロッパやアメリカでは、この日に男女関係なく、
恋人や親しい人と、ケーキや花などのプレゼントを交換し合う習慣があります。
これが日本にも伝わってきたのですが、
はじめのうちは、なかなか浸透しませんでした。
そこで、日本のあるお菓子メーカーが、
「パレンタインデーは、好きな人にチョコレートをプレゼントしよう!」
と宣伝し広めました。それが浸透し、現在のバレンタインデーになりました。
バレンタインデーはなぜ女性から渡すの?
バレンタインデーは女性から男性に向けてチョコをプレゼントする日です。
ではなぜ女性からなのでしょうか?
それはおそらくですが、女性からのほうがチョコが売れるから、
ではないでしょうか?前述しましたが、仕掛け人はお菓子メーカーです。
チョコを売るために利用した日。ですから、
どうすればチョコがたくさん売れるのかを考えた末のことでしょう。
昔はチョコレートを高価なものでした。でも最近は手頃な値段になり、
チョコのハードルが低くなったこともあり、義理チョコなんてのもありますよね。
お世話になっている友達や、職場の仲間に感謝の気持ちを伝えるアイテムになっています。
バレンタインデーがなぜ2月14日なのか?
昔、今のイタリアにあたるローマ帝国では、
家族を思うことで戦う力が弱くなるのを防ぐために、
兵士の結婚はゆるされてはいませんでした。
ところがバレンタインというキリスト教の神父が、
密かに一組のカップルを結婚させ、このことがローマ帝国の皇帝に伝わり、
神父は2月14日に処刑されてしまいました。
この神父のおこないを忍び、また、ローマ神話のジュノーという、
「女性と結婚生活を守る女神」のまつりといっしょになって、
2月14日がキリスト教の祝日となりました。
そして、この日に感謝の気持ちを込めて、
親しい人や家族と贈り物を交わす習慣が生まれ、広まっていきました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
バレンタインというのは神父の名前で、
2月14日はその神父が殺されてしまった日だったのです。
これがバレンタインデーという日の始まりなのは、
意外だったのではないでしょうか?
ちなみに、海外には、バレンタインデーのお返しをする日、ホワイトデーがありません。これも日本ならではの文化ということです。