あなたは今、自由に使えるお金がいくらあるのか分かりますか?
突然、こんな質問をしたのには、理由があります。
「お金を貯めていける人」ほど、絶えず自分のお金の状況に関心をもち、
「家計簿」をつける習慣があるからです。
逆に言えば「お金が貯まらない人」ほど自分のお金の状況に無頓着です。
しかし、家計簿の記帳が続かない人が多いのもまた事実です。
そんなあなたのために、ここで紹介する家計簿は、月に1回つけるだけでOK!
つけ方は非常に簡単!
1.レシートを捨てずにもらってとっておく。
2.レシートを箱に入れて貯める。
3.月に一度、超簡単な家計簿をつける
以上です。どうですか?簡単でしょ?
では、詳しい家計簿の付け方をご紹介していきます。
家計簿はなぜ続かないのか?その理由はめんどくさいから!
お金は苦労しないと貯まらないという思い込み、
これは多くの人が抱える間違った思い込みです。
家計簿をつけてお金を管理し、
貯めていきたいと思っても続けられない人が多いのはなぜでしょうか?
多くの人は複雑で面倒な家計簿を毎日つけようとして挫折していきます。
しかし、「短時間で簡単にできる家計簿がある」そう聞くと、
あなたも続けていけそうな気がしませんか?
家計簿という目に見える形で記録することによって、
いままでは気づかなかった、あるいは気づこうとしなかった、
「大切なこと」がはっきり把握することができるようになります。
1.自分のお金の現状がわかる。
2.自分のあるいは家族のお金の習慣が分かる。
そんな、簡単で短時間でできる家計簿の付け方をご紹介していきます。
家計簿が続かない手帳の落とし穴とは?
ここでご紹介していく家計簿は、
手帳のように持ち運びできてこまめに手軽に記帳していくようなものではなく、
月に1度だけつけるというシンプルなものです。
手帳などは購入したてのころは、モチベーションが高く、
”がんばって”記帳していくのですが、
項目が細かったり、毎日つけるのが億劫になったりしてしまうものです。
以上の理由から手帳であるから続けやすいかといえばそうでもない現実があります。
ここで紹介していく家計簿は基本、”がんばる”必要がありません。
では早速、その方法ですが、
1.レシートを捨てない
2.レシートを専用の入れ物に入れて貯めておく
3.月に一度、レシートを集計する。
それぞれ、詳しく説明していきます。
【1.レシートを捨てない】
お金を使った時にレシートをとっておく習慣を身に着けましょう。
ですが、もらえなかったり、もらい忘れたりすることもあると思います。
そんな時は、A4サイズぐらいの紙を
8等分ぐらいに切った紙(名刺ぐらいのサイズ)をつかって、
もらえなかったレシート分の金額を
だいたいの金額でいいので記入し、レシート代わりにしましょう。
【2.レシートを専用の入れ物に入れて貯めておく】
この入れ物は項目分の数が必要になります。項目とは例えば、
・食費
・住居費
・交際費
・水道光熱・通信費
・教育費・自己投資費
・衣服・理美容費
・保険料
・税金
・ローン
・その他
などで、ざっくりでいいです。
入れ物は、なんでもいいのですが、
例えば、小さな箱や、細かく仕切りのある引き出し、
クリアファイルを項目数分用意してもいいと思います。
【3.月に一度、レシートを集計する】
各項目に入れたレシートを月に一度集計して、
合計金額をPCやノートなどに記入して終わりです。
集計は1時間もかからないと思います。
どうですか?続けられそうだと思いませんか?
続けていくと、例えば交際費に使った内容の詳細が気になるとか、
食費の内、外食でいくら使ったのか分かるようにしようとか、
いろいろと考えるようになってくると思いますので、
自分流にアレンジを加えていけばいいと思います。
ポイントは大まかにざっくりとです。
1円、10円単位にこだわらず、なんなら千円単位でもいいと思います。
習慣化できるまでの間はなるべく楽をしましょう。
家計簿が続かない人がアプリを使ってもダメな理由
アプリの場合も手帳と同じで、
スマホは常に身近にあるから手軽にできると思いがちですが、
以外に項目が細かったり、そもそもアプリ自体の存在を忘れていきます。
そして「いつでもできる」があだになり、
後回しにしてしまいがちになります。
いままで続けられなかった人が、
続けられるようになれるほどインパクトはありません。
まとめ
家計簿をつけ続けることで、
お金を浪費してしまう人特有の行動が減るようになり、
お金が貯まっていく人ならではの物の見方ができるようになります。
よく、家計簿をつけ終わった後に、過去を振り返り、
「あの時、ああしておけばよかった」とか、
未来に対して不安を抱えたりしてしまう人がいます。
家計簿をつけることによって、いろいろ考え悩むことは増えるでしょうが、
その前にやるべきことがあるはずです。
つまり、過去や未来について考えることは、すへて妄想だから、
目の前にあるやるべきことをやりなさい、ということを家計簿は教えてくれるのです。
あなた流の家計簿にアレンジも加えていきながらがんばってみてください!