ご家庭で電源を入れっぱなしで常に稼働状態の家電って限られていますよね。
今回はその中でも消費電力の多い冷蔵庫について節電の方法をご紹介していきます。
仕組みさえ作ってしまえばあとは少ない労力で簡単に節電できますので、ぜひ参考にしてください。
冷蔵庫の電気代を節約する方法
今回は冷蔵庫の節電について3つお話します。その3つとは、
1.カーテンの効果
2.冷蔵庫内の冷気
3.冷蔵庫の設置場所
まず1つ目からですが、「透明なビニールのカーテンを冷蔵庫に付けると空気が逃げにくくなるから節電に効果的」などと聞いたことはありませんか?
倉庫業界などの冷蔵室でよく使われているものですが、たしかに冷気が逃げにくくなるのですが、果たしてそれが冷蔵庫で効果的でしょうか?
物が出しにくくなるうえに中のものが見えにくくなり、出すまでに時間がかかってドアを開けている時間が長くなり、結局電気代が多くかかってしまいそうです。
それでは本末転倒です。この方法はあまり効果が期待できません。開け閉めの度にストレスになってしまします。
次に冷蔵庫の中は冷気が通るようにあまり詰めすぎないで入れるのが良いですが、
空いたスペースがありすぎるとドアを開けたときの温度変化が激しくなってしまいます。
その改善策として、空いたスペースに空のペットボトルを入れることで、庫内の温度変化を抑えることができます。蓋を締めたペットボトル内の冷えた空気は冷蔵庫のドアを開けても逃げていかないからです。簡単で効果が高い方法なので是非お試しください。
つづいて、「壁から感覚を開けて設置」についてですが、冷蔵庫自体の熱をこもらせないようにするために、つまり冷蔵庫の回りのエアフローを良くするために、余分な電気の消費を抑える目的で、壁からスペースをあけて設置することで節電になります。
放熱場所は冷蔵庫によりますが、側面と、後ろを10cmを目安にあけると効果的です。
これいついては初めに場所さえ確保してしまえば後は放置で節電効果が得られるものなので、しっかりと場所を確保したいです。さらに節電を追求するなら日中、直射日光があたる場所ならカーテンで遮光して下さい、
電気代節約するのに冷蔵庫の開け閉めって効果あるの?
前のカーテンのとろこでも触れましたが、冷蔵庫内の冷気は当然外にはなるべく出すべきではいないです。一番の効果的な節電はドアの開け閉めの回数と開けている時間を減らすことです。ということは、中に入っている物をスムーズに出す方法を考えることが節電になります。
いくつかあげますと、
・中身の整理です(悩まず、迷わずすぐに取り出せる)
・どに何が入っているか分かるようにしておく(賞味期限、消費期限が手前などですぐに取り出せる)
・セットになってまとまっているものはばらしておく(剥がしている時間がドアの開いている時間を長くする)
冷気が外に逃げて、再度冷やそうとする時に無駄な電力を消費してしまいます。庫内の冷風が逃げないようにする工夫が大切です。何処に何がおいてあるか把握する為の工夫が大切です。
それは冷蔵庫のドアにメモするなどしたり、またホワイトボードを活用することや、冷蔵庫にしまう前にカゴなどの入れ物にわかりやすく収納するなどもよいでしょう。
冷蔵庫のコンセントは抜くのは大丈夫?
結論から言うと電源入れたままにしておくほうがいいです。なぜなら臭くなるからです。
冷蔵庫って、いくら風通しをよくして換気しても、すごく臭くなります。
あれはなんといいますか、腐った水のにおいてでもいいますか。。。
そして冷蔵庫は電気を止めるとなぜか中が「カビだらけ」になります。
一度電源をきって常温になった冷蔵庫が、また元の温度まで冷えるまでに時間がかかる上に消費電力が多くなります。とにかく電気代どうのという前に、コンセントを抜いて常温になった冷蔵庫は臭くて使えなくなるのでやめましょう。
まとめ
・10センチ以上の隙間を確保できる冷蔵庫を置くスペースを決める。
・冷蔵庫内の冷風口の前にはなるべく物を置かない
・冷蔵庫内のスペースをあまり開けすぎない。空のペットボトルでスペースを埋める。
・どこに何を入れたかわかるように(品目標などをドアに貼る)
・基本コンセントは抜かない
・かごをうまく活用
以上、参考にしてください。