花壇や公園で花が咲き始めると、花の蜜を集めるために飛ぶ、蜂を見るようになります。中には巣を作る蜂たちもいます。蜂がぶんぶん飛んでいると、刺されるかも知れないから怖いと感じますよね。もし、刺された場合あなたは正しく対処できますか?
そもそも蜂に刺されないよにするにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、そんな蜂についてのお話です。
蜂に刺されたらまず何をする?対処法を解説!
ミツバチやアシナガバチのような小さな蜂でも、
刺されるととても危険です。
特に怖いのは、大きなスズメバチは強い毒を持っていて、
刺された所は、2,3日痛みが残ります。
スズメバチに刺されると、大人でも死ぬことがあります。
スズメバチを見かけたら、絶対に近寄ってはいけません。
刺激しないように、静かに離れましょう。
蜂に刺された時は、針が残っているなら取って、水でよく洗って下さい。
その後、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。
家に強力吸引タイプの応急毒取り器があると便利です。
ネットで簡単に購入が可能です。
蜂などの毒を持つ虫に刺された場合、
ただちに体内から毒を排除しなければなりません。
吸引器は簡単な操作で強力に毒を吸収し傷口から抽出するように設計されています。
これはあくまで、お医者さんに手当を受けるまでの応急処置器具であることを忘れずに!
蜂は人をなぜ刺すのか?
ミツバチの針には、逆さ向きのトゲがあり、
刺したあと、抜けないようになっています。
刺すと、おしりの部分がちぎれて残り、
毒を送り続けるようになっているのです。
さした蜂は、まもなく死んでしまいます。
蜂は、命がけで、家族がいる巣を守っているのです。
一番身近で見ることが多いのがミツバチだと思いますが、
ミツバチは蜂の中で唯一、冬眠をしないで冬を越します。
冬は身を寄せ合って、羽をふるわせて熱を発し、身を寄せ合って春を待ちます。
この羽をふるわせ続けるために、エネルギー源となるはちみつを大量に消費します。
暖かいうちにミツバチは花からミツを身体の毛に絡め付けて一生懸命巣まで運びます。
はちみつを作るためです。蜂を見かけたら、こちらから離れたほうが懸命です。
蜂も目的があって命がけで行動しているのです。
蜂が刺すのは命がけ、めったにささない
意外に思われるかも知れませんが、蜂はめったに人を刺したりしません。
蜂が人を刺すのは、家族が住む巣を守るときと、
自分の身が危険なときだけです。
春は、どの蜂も巣を作るのに一生懸命です。
だから、蜂の巣に近づいたり、蜜を集めている蜂を刺激したりしなければ、
ほとんどの場合、刺されることはありません。
夏から秋になって、巣がおおきくなり、巣の中の蜂が増えると、
刺されることが多くなります。蜂の巣には近づかないようにしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
蜂は刺激をしなければ、人を刺すことはめったありません。
相手の邪魔をしたり、むやみやたらに近づいたりしなければ問題ないのです。
しかし、自分が普段通る道や、家の近くに巣をみかけたら、
非常に危険ですので、役所に連絡して駆除してもらいましょう。