インフルエンザにかかると大変です。ほかの人にうつさないよう早急な対応が求められます。
では、ただの風邪とインフルエンザの違いを判断するにはどうすればいいのでしょう?
今回は、インフルエンザってどんな病気なのか?そしてその対処法を説明していきます。
風邪とインフルエンザの違いを詳しくご紹介
毎年冬になると、沢山の人が「インフルエンザ」にかかります。インフルエンザは、普通の風邪とどう違うのでしょう?
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体に入ることでかかる病気です。
ウイルスというのはとても小さい生き物で、1ミリの百分の1のさらに百分の1の大きさしかありません。
ウイルスは、体に入ると、体の細胞にくっついてどんどん増えます。
ウイルスがついた細胞は死んでしまうので、その細胞のある鼻や肺などがうまく働かなくなり、病気になるのです。多くの人がかかる風邪も、ほとんどはウイルスのせいです。
インフルエンザと風邪の違いは、症状の重さです。風邪の場合、高い熱が出ることは少ないですが、インフルエンザにかかると、とても高い熱がでます。
さらに、頭や関節が痛くなるなど、全身に症状が出て、場合によっては命を落とすこともあります。また、インフルエンザは、とても人にうつりうやすい病気です。
家族感染を防ぐうつらない方法をご紹介!インフルエンザに効果大!
冬にインフルエンザが流行するのは、空気が冷たく、乾燥しているからです。インフルエンザウイルスは、乾いた冷たい空気が好きなのです。
どうしたら、インフルエンザにかかるのを防げるのでしょう。
人間の体には、一度かかったインフルエンザをやっつける働きがあります。
けれど、流行するインフルエンザウイルスは毎年のように変わるので、それだけでは防ぎきれません。インフルエンザにかからないようにするには、ウイルスが体に入らないようにすることが大切です。
外から帰ったら、手洗い、うがいをし、インフルエンザウイルスが体に入らないようにしましょう。部屋の中では、加湿器を使って、空気の乾燥を防ぐといいです。普段から手洗い、うがいを習慣にし、元気に過ごしましょう。
インフルエンザの潜伏期間は?どんな兆候があるのか
普通の風邪とインフルエンザの症状の大きな違いは、徐々に悪くなるか、急激に症状が悪化するかです。インフルエンザは普通の風邪と同じように「鼻やのどの乾燥」「体のだるさ」「悪寒」の症状をまず感じますが、急激に高熱になり、症状が悪くなるのが急です。熱は38度〜40度と高熱です。
インフルエンザウイルスの潜伏期間は、1日〜2日と非常に短いです。これが感染力が強い原因でもあります。しかも、発症の1日前、つまり潜伏期間でも感染力があります。最も感染力が強まるのは、発症してから3日ほどです。
職場では感染が分かると出勤を1週間ほど停止するところも多いのではないでしょうか?
学校の出席は停止するよう「学校保健安全法」という法律で定められています。
まとめ
インフルエンザは毎年脅威ですよね。マスクと手洗いを徹底して、体に入れないための習慣を心がけましょう。実は歯磨きも効果があると言われています。鼻うがいまで出来ると完璧ですね。ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか?