MCTとは中鎖脂肪酸といって、牛乳や母乳に含まれているものなので、
すでに多くの人が摂取したことがある成分です。
含有量が多いものでいうと、ココナッツやパームフルーツなどのヤシ科の植物です。
これらは意識しないと日本人にとっては摂取することはない植物ですよね。
最近MCTが注目されていて、乳児の発育、生活習慣病予防、運動能力の向上、
高齢者の栄養補給など活躍の場が多岐にわたります。
では、筋トレにとってMCTを摂取するメリットとはなんでしょうか?
ここではそのメリットについてご紹介していきます。
MCTオイルの筋トレに及ぼす影響とは?
筋トレするのは筋肉の増強が目的で、締まった体にするためですよね?
その時、体脂肪を減らすために糖質を制限していくことになるわけですが、ここで問題が生じます。それは、筋トレする時にエネルギー源として糖質を消費するという点です。
当たり前ですよね?筋トレにかかわらず、人間は生命を維持するために、常にエネルギーを消費しています。糖質を必要とするのに、糖質を制限するというジレンマ!
糖質が不足した時に体脂肪が”先に”エネルギーとして分解されなければ、
筋肉が分解され、筋肉量を維持することが難しくなってしまうのです。
しかし、MCTオイルはそれをを解決してくれる魔法のようなオイルなのです。
MCTオイルはいつ飲むのが効果的?
MCTオイルはいつ飲むのが効果的か?もうお分かりですよね?そう、トレーニングの前です。効果的に摂取するにはブラックコーヒーと一緒に摂取することです。
含まれているカフェインによって、集中力を高めることができるためです。
そして、脂肪の燃焼効果が一時的にではありますがアップします。
筋トレの30分〜1時間前に飲むのがよいでしょう。
一度に30gが目安です。30gとは大さじ3杯(27g)+小さじ1杯(3g)=30gです。
多くの人が多くとり過ぎて下痢を引き起こして続けられないでいるのが現状ですので、
初めは30gより少ない量で試していき、徐々に増やしていきましょう。
MCTオイルとケトン体の関係
筋トレ時ブドウ糖が足りなくなると、せっかく苦労してつけた筋肉が分解されてしまいます。
ブドウ糖というのは糖質が体内で分解されたものであり、これが足りなくなってくると、
体脂肪が燃焼されてエネルギー源として使われるようになります。
これによって肝臓で脂質から作られるものがケトン体です。
MCTオイルをただ飲むだけではケトン体は出ないし、脂肪も燃焼しません。
このオイルはブドウ糖がたりなくなってからの効果であり、脂肪の燃焼効果が高まり、肝臓でスピーディに分解されてエネルギー源になる効果があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
MCTオイルは習慣的に摂るとより効果的です。
運動中のエネルギー源として「脂質」を利用しやすくなる体に変化していくのです。
あなたも、MCTオイルを取り入れてみてはいかがですか?