あなたは寝室で寝ようとした時や、台所で料理をしている時などに、今、地震が起きたらどうすればいいんだろうと考えたことはありませんか?
地震が起きると特にまずいシチュエーションは誰しもがあります。その中でも寝る時や、台所で料理をしている時などは、特に心配になるものです。
では、どう危険を回避すればいいのでしょうか?その方法をご紹介していきます。
地震が起きた時の場所ごとの安全対策をご紹介
地震が起きた時の対応の原則は、頭と目を守ることです。
何でもいいので身の回りにある物、
例えば寝室でしたら、枕やクッション、
台所であれば、鍋などを利用して頭をカバーしたり、
テーブルや机などの下に潜って落下物から見を守るというのが基本です。
そして、家具など倒れないように固定することはもちろんのこと、
もし倒れても被害が最小限になるようなレイアウトを考えることが重要です。
テーブルや机の下には普段から物を置かず、
いざという時に逃げ込めるようにしておくことも忘れずに。
地震が起きた時の寝室にいた場合の備え
寝室は、人によっては一日の3分の1前後の時間を過ごす場所です。
ですから当然地震が起きた時に寝室にいる可能性は高いです。
寝ている時に地震が起きると落ちてきたタンスなどの家具によって、
窒息したり圧死したりする危険があります。
家具の固定は基本中の基本として、仮に家具が倒れたとしても、
レイアウト次第では、隙間ができ、その空間で生命拾いしたとう例もあります。
寝る所の周辺には物を置かない、やむを得ない場合には、頭より低い位置に置くようにしましょう。
寝てる時に、地震が起きたら、ベッドで寝ているのであれば、
ベッドの横で頭を守るために布団をかぶって丸くなります。
横にいると三角に隙間ができて、助かる率があがります。
余裕があれば、枕やクッションを頭に被せ揺れが収まるまで待ちましょう。
寝ている時はこれくらいしか対策ができませんので、
今すぐにでもレイアウトを見直すようにしてください。
地震が起きた時の台所にいた場合の備え
台所は料理中であれば、火を扱い、
油や熱湯などを扱うことがあるでしょう。
また、刃物や重い鍋や釜類など凶器だらけといっても過言ではありません。
重い冷蔵庫も飛び跳ねるでしょうし、
その上に何かを載せていれば、数メートルは飛んできます。
火を扱っていた場合、すぐに火を消さねばと考えがちですが、
揺れが収まってからでも遅くはありません。
慌てて火を消そうとして、油や熱湯を被ってしまう危険がありますから、
まずは揺れが収まるまで身の安全の確保を最優先します。
原則としては、テーブルの下に潜るのがいいでしょう。
テーブルの下に入れない場合は、まず頭を守ることを考えてください。
寝室の場合同様、今すぐレイアウを見直し、最も安全な配置の確保と、
テーブルの下には普段から物を置かない、家具の固定を必ず実施しましょう。
まとめ
繰り返しになりますが、レイアウトが非常に重要になります。
小さな規模の地震であれば、机やテーブルの下に隠れれば安全を確保できますが、
家が倒壊するレベルの大きな地震の場合、三角の救命スポットといって、
人が逃げ込める場所を確保することで、安全度が格段に上がります。
この三角地帯に逃げ込むことで閉じ込められっても救助され助かる可能性があるのです。
是非、安全をイメージしたレイアウトを心掛けてください。