最近のパワースポットブームなどにより、住宅事情や信仰に対する考え方の変化から遠ざかっていた神社参りが盛んになり、神具である破魔矢を授かる人が増えてきています。しかし、知識不足により、正しい扱い方や、正しい置き方が疎かになりがちになっています。そこで今回は破魔矢に対する考え方や、扱い方についてご紹介致します。是非、参考にして下さい。
破魔矢の置き場所は玄関でも大丈夫?神棚がない場合は?
置き場所は御札と同じように神棚が望ましいのですが、
最近は神棚を置いてない家が増えています。神棚がない場合、
より神棚に近い空間になるようにイメージして場を整えてから置くようにします。
整えるとは、ホコリがない、被らない状態。明るく清らかな場所を選びます。
暗く、陰気でホコリが溜まるような場所には置かないということです。
破魔矢はお札と同じ神具です。丁寧に扱い、
置く場所を拭き磨き整え、大切にお祀りしましょう。
もともと破魔矢は江戸時代、丸い輪を魔物の目に見立てて的として、
小さな弓矢で射抜くという破魔弓の遊びがありました。
その弓矢を正月の祝の品として、特に男子が生まれた家に置くのが習わしとなり、
さらに、初詣の人に、魔除けの矢「破魔矢」として売られるようになりました。
現在では家に飾る縁起物としてすっかり根付きましたが、
置き場所は邪気の侵入を防ぐために玄関に祀る場合や、いつも居る部屋、
あるいは家族がいつも集まる部屋などにお祀りするのが一般的になってきているようです。
破魔矢の正しい置き方は?向きとかあるの?
破魔矢の置き場所の次は破魔矢の置き方、についてです。
神具である以上、お札などと同様、神様(神具)を見下すことがないように、
人の目線よりも高い場所を選びます。向きは羽を上に、矢を下に向けます。
矢を天(神様の方向)に向けてはならないということです。
お正月に神社から授かる破魔矢は、
一年の厄除祈願のため飾り、幸せを射止める目的の神具です。
適当に置いてしまっては神様を大切に出来ていないことと同じですので、
たとえ神棚がなくても、しっかり正しくお祀りするようにしましょう。
破魔矢は処分ではなく、お返しするもの。違う神社でも大丈夫?
破魔矢の有効期限は特にありませんが、一般的には1年です。
購入した年の年末年始に神社で焼却してもらうのが基本です。
ですが、1年経ったらお返ししないといけないという決まりはありません。
汚れてきたり邪気がたまってきたら、
お役目を終えたと感じたら、そのタイミングで神社にお返ししましょう。
破魔矢は捨てるものではなく、お返しするものです。
神様の神気が宿っているものです。最後まで丁寧にあつかいます。
破魔矢をお返しする神社は、
遠方の神社でお預かりした場合でも、近所の神社でお返しして問題ありません。
神様にお世話になった、お礼を伝えることを忘れずにお返ししましょう。
そして最後に、意外と知られていませんが、
破魔矢をお預かりする神社はどこでもいいわけではないことについてお伝えします。
ただお預かりすればいいというものではないのです。
では、どういう神社がいいのかというと、
あなたが良い空気を感じた神社ということになります。良い空気を宿す神社の尺度とは、
空気を作るものに着目します。その神社が綺麗かどうか。
大切にされている神社。手が、行き届いている神社。
そして、そこにずっといたいと思う神社かどうか、
そそくさとその場から離れたくなるかどうかを感じ取ります。
テレビで見た、や、誰かに聞いた情報に惑わされることなく、
自分の足て確かめましょう。良い気持ちの時にお預かりするからこそ、
良い気を破魔矢に宿します。破魔矢を見返した時に、思い返した時に、
良い空気を感じれるようになります。悪い方向に行きそうな時に守ってくれるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
破魔矢以外のほかの神具同様、大切なのは神様に対する感謝の気持ちです。
ただお祀りして終わりではなく、綺麗で整った明るい場所をつねに意識し、
たまには、わざわざ神社へ参拝に出かけ、感謝の気持ちを伝えにいきましょう。
偉い人や、大切な人に会いに行くのと同じです。わざわざ行くことが大切なのです。