あなたはサンタクロースにプレゼントをもらったことはありますか?
多くの人は、はい、と答えるでしょう。
では、会ったことがある人は?・・・。
ミッキーに会いたければ、ディズニーランドへ行けば会うことができます。
実は、サンタもある場所へ行けば会うことができます。
今回は、サンタクロースに会える場所や、
世界にいる様々なサンタクロースについてご紹介していきます。
サンタクロースってどんな人?始まりはいつ?
サンタクロースは、クリスマスの夜、トナカイの引くそりに乗ってやってきて、
子供達にプレゼントを配ると言われています。サンタクロースは、どんな人なのでしょう?
今からおよそ1700年前、今のトルコのあたりにセント・ニコラウスという人がいました。
ニコラウスは、困った人を見ると放っておけず、手助けをしたり、
贈り物をしたりしました。貧しくて結婚ができない3姉妹を救うため、
夜中に煙突から金貨を投げ入れた、などの話がたくさん残っています。
このセント・ニコラウスが、やがてサンタクロースとなったと言われています。
ちなみに、クリスマスツリーの始まりをご存知ですか?
昔、北ヨーロッパに住んでいたゲルマン民族の人達が寒くて暗い冬でも、
緑の葉をつけるモミの木は、「永遠の命」のシンボルとして大切にしていました。
このゲルマン民族の習慣と、キリスト教と一緒になって、
クリスマスにモミの木を飾る習慣が広まりました。
キリスト教では、十字架をとても大事にします。
モミの木の枝は、十字架のような形をしているので、「聖なる木」とされたのです。
サンタクロースって国によって違いがあるって本当?
サンタクロースと言えば、赤い服を着て、
白いひげをたっぷりはやした姿を思い浮かべますね。
しかし、サンタクロースの姿は、国によって様々です。
例えば、イタリアには「ベファーナ」という、
おばあさんの姿をしたサンタクロースがいます。
また、ドイツでは、良い子には赤と白の服を着た、やさしいサンタクロースがプレゼントをくれるけれど、悪い子には黒と茶色の服を着たサンタクロースが罰を与えると言われています。ちょっと怖いですね。
クリスマスが夏にあるオーストラリアでは、
水着を着てサーフィンをするサンタクロースもいます。
サンタクロースに会える場所があるって本当?
フィンランドには、サンタクロースの村があり、
仕事をしているサンタクロースに会うことができます。
村の郵便局には、毎日世界中の子供達から沢山の手紙が届くそうです。
また、毎年7月には、デンマークのコペンハーゲンという町に、
世界中のサンタクロースが集まって、会議をします。
会議の前後には、サンタクロースのパレードやショーが見られたり、
一緒に遊んだりできます。一度行ってみたいですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?クリスマスって12月25日ではなく、
24日の夜のクリスマスイブにお祝いすることが多いですよね?
昔のヨーロッパの人は、太陽が沈んだ時が一日の始まりだと考えていました。
つまり、24日の太陽が沈んだクリスマスイブから、サンタクロースは動き出します!