いちごは野菜だということはご存知だと思います。
え?果物だと思ってました?じゃあ、もしかして、いちごのつぶつぶは種だと思ってます?
そう思っていたあなた!是非、続きを読んでいちごの理解を深めて下さい。
理解が深まればこれからいちごをさらにおいしく頂けるようになることでしょう。
友人、知人にも知らない人がいたら教えてあげてくださいね。
いちごの旬はいつ?一番おいしく食べられる時期とは?
いちごの旬は年に2回あるといわれています。
どういうことかというと、自然栽培で1回、
もう1回はビニールハウスでの栽培での旬が1回で合計2回です。
自然栽培の旬は4月〜5月です。
ビニールハウスでの栽培の旬は、12月〜2月くらいです。
ですから、「12月〜2月」と「4月〜5月」の2回あることになります。
しかし、売れ行きはダントツで12月です。
なぜかは、お分かりの通り、12月はクリスマスがあるからです。
ケーキの需要が一気にはね上がる時期ですよね。
ところで、1月5日は「いちごの日」なのはご存知でした?
「いち」と「ご」で「いちごの日」です。
だじゃれのような日ですが、この時期あたりから、
寒さが続く3月頃までにかけて、いちご狩りも盛んになります。
クリスマス需要が原因で旬の時期があやふやだったと思いますが、
これですっきりしましたね。
いちごのまわりのつぶつぶの正体は何?種じゃないって本当?
赤い、かわいい、甘いの三拍子が原因でいちごが果物だと勘違いしてしまったり、
つぶつぶが種ではない?の疑問とで、今いちごに対してかなり興味が高まってますよね?
それでは、つぶつぶの正体についてお話していきます。
まず、あの全体を占める赤い部分は何かというと、
花の根元である花托(かたく)と呼ばれる、
茎の先が大きく肥大化したいちごの実がのる受け皿のようなものです。
受け皿で実ではないのに、なぜかおいしいのがいちごの最大の魅力です!
続いてつぶつぶの正体、それは、実です。
実?と思われたと思いますが、りんご1個、オレンジ1個の1個に相当する実です。
つまり、つぶつぶは実が1個1個とたくさん付いていて、
その実の中にはなんと、種が入っているんです!すごいですよね?!
あともう少しで、あなたはいちごマスターです。さらに続きを読みましょう!
いちごの栄養成分を教えて!
あなたは、いちごのへたは取りますか?それともそのまま食べますか?
これについては賛否両論あると思います。
へたにはビタミンが含まれますが、
付いたまま食べるといちごの風味が変わるので取ることが多いと思います。
意外と知られていないへたを取る時の注意点ですが、
食べるすぐ前に取るようにします。
それは、洗う前に取ってしまうと、ビタミンCが減る、
そしてへたを取った部分から水分を吸って水っぽくなってしまうからです。
いちごはビタミンCを多く含みます。
甘酸っぱくて、練乳をかけてもおいしいのが魅力ですよね!
まとめ
赤い部分は花托(かたく)と呼ばれる茎の先が大きく肥大化したもので、
そこのシェルターに収まるつぶつぶ君の正体は実で、その中に種が潜んでいる、まとめるとこんな感じです。
最後に、おいしいイチゴを見分けるポイントをご紹介させて下さい。
それは、ヘタの部分を見ることです。あの草?みたいな緑色の部分をよく見るのです。
そのヘタの先が白くなっていることがあります。それは農薬じゃないですよ!
「溢液現象(いつえきげんしょう)」と言ってかなり健康で元気な個体に現れる確かな証拠。
是非、チェックしてみてくださいね!